おじいちゃん、ありがとう

おじいちゃん訃報の連絡を今もらった。
誤嚥性肺炎から容態が悪化して多臓器不全による最期だった。

今日の朝、祖父の容態を伝えられ、病院に到着すると、顔を合わせるなり、おじいちゃんの目を見開いた空虚な表情に絶望した。
一目見て理解した。万に一つの希望もないこと。
しかし、呼吸は途切れ途切れで荒く、本当に辛そうだった。
もっと来てあげれたらよかったと、また後悔した。
そして怖くなった。
僕もいつかこんなふうに苦しんで死ぬのだろうか。

帰る前、ありがとうと伝えた。

おじいちゃんが倒れたあの日の夜、おじいちゃんは僕に優しいと言ってくれた。
子供の頃からそうだった、と。

でも僕はあの日、眠りを優先しておじいちゃんを見放してしまった。

そして今日、おじいちゃんは最後まで生きる力を見せてくれた。
きっと父のあの日の失敗に対する懺悔も伝えられていたことだろう。
本当に頑張った。

ついにひ孫を見せてあげることはできなかったのはとても情けなくて申し訳ない。。
僕たちにとって残酷的な終わり方になってしまったけど、前を向かなきゃいけない。

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